大阪市鶴見区にて練炭自殺現場の特殊清掃へ行ってきました。練炭自殺とは、練炭を燃焼させる事によって一酸化炭素を発生させて窒息死する自殺方法です。
「自殺」というのも非常に悲しいお話ですが、私たちはその後の特殊清掃を責任を持って行っております。
今回の自殺現場は風呂場でした。一酸化炭素が漏れないように換気口と排水口、そしてドア枠をガムテープで目張りしている形跡が残っていました。
自殺現場への見積りへ行った時は、ご遺体が発見されたところだったので、風呂場や部屋がまだ一酸化炭素で煙っている状況でした。
詳しく話を聞くと、次に入居される方がすでに決まっているとのことでしたので早速作業に取り掛からせて頂きました。
風呂場にはハエの死骸が大量に落ちています。どこの特殊清掃現場でも基本的な施工方法の流れは同じです。ハエを取り除いてから、除菌効果と体液を溶かす働きのある薬剤を散布します。
丁寧に取り除き数種類の薬剤を散布しオゾン燻蒸を行いました。湯船や風呂場内全体をコーティングして作業終了になります。
次の入居者様も、もちろん部屋の事情をわかってらっしゃいますが、家賃が安くなる方を優先して入居したいとのことだそうです。
不動産管理会社様や次の入居者様にも納得して頂ける特殊清掃を行うことが私たちの任務ですので責任を持って施工致します。
